フランスのイケメンにハマった
著者:原田マハさんの 「フーテンのマハ」を読んだ。
旅行記のようなエッセイでそこで出てくる
「ボーゴス」とういう章
ボーゴスとは直訳すると「ハンサムなガキ」
そこで卒業旅行で行ったパリを思い出した。
なぜこれを思い出させたのか。
別にガキに会ったわけじゃないんだけど
大学の卒業旅行に私は友達のユリちゃんと2人でパリへ行った。
そこで最終日も近づいてきたしデパートでお土産を買おうかねとデパートに入った。
入り口では期間限定の出店?のような催し物をしていて
フランスのフォションそうあのフォションの催しもの。
空港に迎えにきてくれたH .I.Sの添乗員さんに地下鉄とか私服警官を装って
お金を要求してくる悪い奴がいるからくれぐれも気をつけてと言われていた私たち2人は
1流デパートに入っても常に警戒モード。
催し物を横目にデパートを歩いているその時
1人のイケメンが私たち2人にフォションのチョコチップクッキーを差し出してきた。
そうやらフォションの店員さんのようだ。
でもでもよ
警戒モードの2人にはこれはお金を請求されるのではないかと恐縮して
イケメンのチョコチップクッキーに躊躇していた
どうやらこのイケメンは試食をすすめているようだ
私たちはそう判断した。
でも警戒している。だってイケメン。
フランスのイケメン。だ。大丈夫なのか。
でもやっぱりクッキーを勧めてくれる。
そして私たちは顔を見合わす。そして
「とりあえずもらっとく?」
「イケメンにすすめられちゃーしゃーねーな」と堂々と日本語で話す。
「でもでもイケメンだからと言って騙されまないぞー」と意気込んで
クッキーを口に入れた。その瞬間。
「うっまーーーーーー」私と友達は思わず口にしてしまった。
本当に美味しくて
「イケメンに騙されないぞー!!」と言っていた私たちはどこへ?彼方へ?
気がつくと私たちはチョコチップクッキーの箱をいっぱい持ってレジに並んでいた。笑
あの「イケメンに騙されない!」と啖呵を切った私たち。
見事にイケメンに落ちた私たち。
きっとクッキーは高かったに違いない。全然覚えてないけど。
でもパリの思い出は
イケメン フォション クッキー うまい 爆買い
このキーワードでいつでも私は一緒に行った友達と爆笑できる。
そういやーこの旅は最後帰る日を間違えて全力全霊で帰り支度したんだよな。
そうだそうだ。
あー今思い出してもウケる。
だめだ。ニヤニヤしちゃう。
そんなこんなでイケメンに騙されてはいないんだけど
まんまと戦略にハマったなーと
クッキーも美味しかったしいんだけど
まんまとイケメンにハマったなーというお話。
では。ほな。また、